成功に向けたやり抜く力。自粛期間の習慣づくり。
●はじめに
こんにちは。
在宅ワークをしてきてそのままGWに突入したため、
「もはや今日も明日も実は仕事だったんじゃないか?」と錯覚に陥ってしまう、在宅ワーク初心者のしょうへいです。笑
みなさん、この騒動の中GWはどのように過ごすご予定でしょうか?
料理を頑張る、プログラミングを勉強する、健康のために運動をする、気分転換のため(ちょっと)ドライブなどなど、自粛期間であっても人それぞれに過ごし方はあるかと思います。
僕自身も、読書と自己啓発、プログラミングの学習、サービス(アプリ)開発に向けたプロトタイプ準備、ブログ執筆、投資の勉強とやりたいことは山ほどありますが、
正直モチベーションがイマイチな感じです。😅
ということで、今日は先日読んだモチベーションを保ちつつ、”やり抜く”力を身に着ける考え方、思考・行動についての本をご紹介します。
文庫本サイズで長々しい前置きや、廻りくどい説明など無く、単刀直入に指標を書いているボリューム少なめの本なので、
読書が苦手な方でもパパッと読めてしまうのでオススメです。
●やり抜く人の9つの習慣
この本は、「コロンビア大学の成功の科学」と副題にあるように、
成功するために目標に向かって走り続けるためにはどのようなマインドセットを持っているべきかを、心理学の内容を絡めて分かりやすく説いてくれている本です。
その9つの習慣の中でも自分が「なるほど〜」と思った項目を自分のことに置き換えて簡単にお話しできたらと思います。
まず9つの習慣に関して、若干言葉は違いますが、自分の言葉で置き換えた内容をご紹介します。
- 目標に具体性を持たせる
- 目標達成に向けた具体的な行動計画を立てる
- 目標(夢)と自分の現在地点の「距離」を図る
- 現実的な楽観主義になる(非現実的な楽観主義にはなるな)
- 成長することに集中する(成長できることに対して疑いを持つな)
- やり抜く力=「”今”の私には”まだ”無理だ」という思考
- 意志力を鍛える
- 意志力に頼らない。意志力は有限である。
- 「やらないこと」ではなく「やること、やりたいこと」に焦点を当てる
以上の9つになります。
どうでしょう?
これを読んだだけでも各習慣の内容がパッと、こういう内容だろうなと思いつくことが多い方もいるのではないでしょうか。
そうなんです。
本の中でも紹介していますが、これらの9つの習慣は物凄く”普通”のことなのです。
僕自身も最初に目次を見た時は「当たり前じゃないか」と思った内容ばかりで読むのをやめようかと思いました。
しかし、よく考えてみたら”当たり前”だと思われているこれらのことを、普段できているかと言われたら出来ていない。
そう思ったのが読んでみるかと思ったきっかけです。
この本の中でには「if ~ , then ...」という考え方がよく登場します。
先にこれを紹介しますね。
ことばの如く「もし〜したら、その時は...する」という、要は目標に向けた未来に複数の選択肢を持つということです。
●1. 目標に具体性を持たせる
これは容易に想像できるかと思いますが、意外と難しいですよね。
身近なところで言うとダイエットに関する目標が分かりやすいと思います。
❌「今年の夏までに絶対に痩せる」
⭕️「6/31までに5kg体重を落として、シックスパッドを作る」
どうでしょう?
当たり前ですが、具体性を持たせた方が達成度合いが明確となり、ダイエットを続けるための日々の変化を感じ取れそうですよね。
しかし具体性を持たせると言うのは意外と難しいモノです。
僕自身、よく「今年は〇〇する」とか、「来年までにxxする」とか思いますが、突発的に思った”やりたいこと”(目標のかけら)はどれも具体性に欠けています。
例としてGW中の目標に「データサイエンティストの基本的な考え方を身に着ける」と言う目標を立てています。
これを例えば
「Udemyのデータサイエンス25時間ブートキャンプによる学習からデータサイエンスの基本的な考え方、Pythonのライブラリーの使い方を学ぶ」
というような、具体性を持たせることでGW中にどういう行動をしなければいけないか明確になりますよね。
この具体性が次の行動計画に役立つのではないでしょうか。
●3. 目標達成までの距離を知る
これは”現在の”自分の立ち位置や能力を把握しろと言うことだと思います。
例えば月に100万円稼ぐという目標を立てたとします。
現在は月30万円の稼ぎだとすると、残りの約70万円は数字上では70万だけれども、
70万円を月で稼ぐことの大変さを具体的にしれということでしょう。
この話で言うと、現在30万円稼いだとして、単純で現在の3倍以上の働きをすれば稼げる。
しかし、人間の動ける能力と時間、環境には限りがあり、物理的にも3倍の労力をかけることは不可能である。
つまり数字上の3倍は、実世界の物理的な3倍ではなく、3倍に見合った”何か”を変える必要がある。
例えば、仕事の内容を変える、責任のある仕事に就くために資格を取る、大学(院)に行きなおすなどなど。
上の例を実行してもおそらく30万円の人がいきなり100万稼ぐことは不可能でしょう。
その努力を続けてどれくらいの時間をかければその目標に辿り着けるのか。
これを”距離”と言っているのではないでしょうか。
目標との距離、難しいですね・・・
●4. 現実的な楽観主義者になる
これはキングコングの西野亮廣さんも言っていましたが、これからの不透明な時代で何かを成すには「現実をしっかりと見た楽観主義者」になる必要があるということでしょう。
つまり、楽観主義者は楽観主義者でも、「考えなしに”なんとかなる”、”大丈夫”」と楽観視することではなく、「これがダメなら、他の選択肢があるから大丈夫」と言った、現実的な”別の手”を考えなさい、ということでしょう。
これは目標に向けて視野が狭くなってしまいがちな自分にとって非常に大切なことだと思っています。
目標に向けて猪突猛進するのではなく、現在地からの複数の選択肢を作っておく、まさしく「if ~ , then ...」の考え方です。
●6. やり抜く力=「”今”の私には”まだ”無理だ」という思考
人間には「固定的知能観」と「拡張的知能観」があると言われていて、
固定的知能観は「個々人の知能は生まれながらにして備わっているモノで、知能は固定された限界がある」と言う考え方。
拡張的知能観は「個々人の知能は環境や努力により高めることができる」と言う考え方。
持つべき考え方としてはまさしく後者。
例えば”リーダーシップ”は最たる例だと思います。
自分の会社を持ちたい、起業してサービスを提供したいと考えていますが、人の上に立つには人を惹きつける、引っ張るリーダーシップが必要ですよね。
よく占いなどで聞くのは「リーダーシップがあるの性格」と言う言葉。
または「成功する人は生まれつきのリーダーシップを持っていた」と言う考え方。
これは間違っていると思います。
僕自身、自分の中ではリーダーシップはない方だと思っていましたが、研修中のプロジェクトで責任ある立場に置かれたとたん、自分の中でリーダーとしての”何か”が沸々と湧き上がってくるモノを感じました。
そのおかげでリーダーという環境に置かれるにつれてメンバーを引っ張る能力、不透明な未来に向けて決断する力の向上を、研修中の小さいプロジェクトながら感じることができました。
拡張的知能観、自分の能力は伸ばすことができると信じることが一度決めたことを途中で諦めず、やり抜くことの重要なポイントであるということでしょうか。
以上、9つの中から部分的にきになる項目を上げて説明しましたが、どれもやはり”当たり前”なことで、しかし、”当たり前”だからこそ甘くみず、奢らず、実行する価値があると思います。
GWに入ってしまいましたが、実は僕自身まだ具体的な目標と行動計画などは立てられていません。
今日、今から立てて、実行します。
長い休みだからこそしっかりと計画を立てて過ごしたいものですね。
頑張りましょう。
しょうへい
お題「#おうち時間」