Shohei's BLOG

2021年に起業をする平凡サラリーマン

浅い考えで就職した元大学院生のサラリーマン生活。
働き方、将来のことについてのBlog。
たまに平凡サラリーマンの日常も。

子供に誰かの経験を模倣させるのではなく、自分だけの選択肢を増やしてあげたい。

お題「どうしても言いたい!」少年たち, 子供, 幸せ, 座っている, 兄弟姉妹, 兄弟, 友情, 小児期, 勉強, 学習, 若いです

●はじめに

こんにちは。

しょうへいです。

僕には大きな欠点があります。

「何でも、卒なく、程よくこなしてしまう」

でも他人からすると「できるヤツ」や「欠点がないヤツ」と言った、ポジティブな言葉で評価が返ってくるかもしれない。

それは裏を返すと結局何も成せない、「器用貧乏」と言う言葉がよく当てはまる。

 

あなたの隣にもこんな人はいないでしょうか?
何をさせてもそれなりの結果が出る人、大きな失敗をしない人。

僕はまさにそう言う人間です。

こう言う話をすると嫌味だと反感を買いそうですが、当の本人からすると全く逆で、何かに全身全霊を込められる人、「コレしかない!」と物事に一点集中できる人、失敗を恐れず気にせず取り組める人、そう言う人に憧れ、そう言う人になりたいと強く思います。

僕みたいな準万能人間、別の言い方をすると「役に立つ人」は最近非常に増えてきているのではないでしょうか?

もしかしたらコレを読んでくれているあなたもその一人として悩んでいるかもしれません。

●経験を模倣できる時代

原因は、

インターネットによる情報取得にかかるコストが0になったこと、

SNSによる情報の拡散速度が異常なまでに早くなったこと、

などなど、最近の情報社会ならではの根本的な便利さが僕たちのような人間を増やしてしまっているように思います。

 

そんな今日は、僕みたいな「役に立つ人間」「何でも卒なくこなしてしまう人」の思考のカラクリを僕の人生に基づいてお話ししようと思います。

 

ラクリは非常に簡単で、

「やらなくても結果がわかる(と思い混んでしまっている)」、

もしくは、「やる前から結果がわかる勝負しかしない(できない)」

コレに尽きると思います。

 

情報社会である現代、誰かの「経験」や「知識」はコスト0で知識的に得られる時代になりました。

しかし、それが仇となってしまい、誰か成功者の「模倣」がしやすくなってしまったとも言えます。

 

例えばこんな経験をしたことはないでしょうか?

就職活動を行う間近、エントリーシートを買いているとき、何を書いて良いかわからない・・・

〇〇会社に内定を貰うために「どんなことを書けば良いのか・・」

そうだこんなときはGoogleで・・・

『株式会社〇〇 ES 内定者 例』 ミつ《検索ボタン》ポチッ

フムフム、〇〇会社のESではこう言うことを書けば良いのか、

この人、自分と似たような経験してるからちょっとパクらせてもらおう。

 

この話に隠されている問題は、「ESをパクったこと」なんかではない。

もっと根本的なところにある。

それは「誰かの成功経験を模倣すること簡単になってしまった」ことである。

成功経験を模倣できる、逆に失敗経験を避けることができることで、

自分が行おうと思っていることの結果を計算・予測しやすくなってしまった。

反対に、誰もやったことがないこと、誰かの経験を得られないことから避けることが簡単になってしまった。

 

冒頭であげた「何でも卒なくこなせる人、大きな失敗をしない(大成もしない)人」の思考のカラクリはここにあると思います。

お恥ずかしながら、僕も上記に当てはまる人間です。

就職活動中、まずインターネットで「誰かの経験」を調べることから初め、

プレゼン資料を作成するときは、良いプレゼン資料を調べる、似た内容「経験」を調べる、

大学受験のときは合格者の勉強方法「経験」とその偏差値の推移(結果)を調べる。

実は現在の仕事でも、与えられる仕事はちょっと頑張って調べれば大体の答えを得ることができてしまう。

評価経済時代で

将来のことを考える際に、この「誰かの経験から答えを求めてしまう」クセからくる劣等感!?のような気持ちが不安を増幅し、

自分には誇れる能力が何もないと感じます。(実際そうなのかもしれません😅)

 

キングコング西野亮廣さんも口酸っぱく言っていますが、コレからの「評価経済時代」に、

この「何でも卒なくこなし、失敗も大成もない」ただの役に立つ人間が必要とされるのか、

将来を考えるときに非常に不安になります。

なので今、こうして自分の進むべき道を再度見直しています。

今までは誰かの「経験」を軸に、自分がその経験に合わせに行っていた。

必要なのは自分だけの「経験」を作ることだと。

●現代の子供達

僕がそうだったように、「学生時代に勉強を頑張った」子供ほどこの傾向が強いのではないかと推測します。

僕の思いとしては、そう言う学生に、反面教師として、学校の先生としてではなく、人生を見直している1サラリーマンとして、選択肢を否定するのではなく、客観的に選択肢を増やしてあげられる一人の大人として活動していきたいと考えています。

同じような活動、同じような考え方を持っている方がいらっしゃったら、

ぜひお声がけいただければ幸いです。

 

✉️E-mail: sho.hei.job.g (at) gmail.com

 

しょうへい