All is well. 人生に一歩踏み出す勇気をくれる映画。
●はじめに
こんにちは。
最近、自分とは何者なんだろう、これまでの人生で何を成したんだろう、自分の本性ってなんだろう・・・
自分に向き合い始めて病み始めている、在宅ワーカーのしょうへいです。笑
コロナ騒動に関係なく、自分の基礎となる考え方やアイデア発掘、自分と見つめ合うことを目的に読書が捗っています。📚
とはいえ、読書は好きなものの、集中力というものは続かないもので・・・
今日は、外に出られない日常、読書以外のQOL上昇を目的に最近観た映画についてお話します。🎥
●All izz well
All is well.
拙訳すると「大丈夫、きっとうまくいく」という意味です。
この言葉は、あるインド映画の中で出てくる、「勇気を出す」おまじないの言葉です。
この映画を見た後、僕の人生の中での”最高の映画リスト”が更新されました。
その映画がこちら。
『3 idiots』(日本語版:『きっと、うまくいく )
この映画のザックリとしたあらすじは、
今や日本以上の学歴社会に突入している、インドの超名門の工科大学でエンジニアの卵として勉強する3人の青年が巻き起こす大学生活について描かれた物語です。
友情や一歩踏み出す勇気、人生の選択について、また教育のあり方について描かれており、
今の日本でも多くの若者、さらには大人までもが悩んでいる「人生」について、他人のレールで歩むのではなく、勇気を出して挑戦し、自分でレールを作っていくことの大切さ、人間らしさを学ばせてくれる映画となっています。
みなさん、特に社会人の方はこういうことを思った経験はありませんか?
「あの時、違った選択をしていたら、今の人生もっと楽しさを感じられていたかもしれない」
あるいは大学生のころ。
「自分で大学に入ったものの、どうしてこんな勉強をしている(していた)のか分からない。」
「”就職活動のために”勉強をして、いい成績をとって、インターンに行って、周りが”良い”と言ってる、”良い”企業に入る(入った)ことの意味は何か。」
これら全ての経験は今、まさに僕に起きている人生に対する問いや疑問の一部です。
この映画は、学歴社会で生きる中で「勉強をして、競争をして、ただ良い成績をとって、良い企業に入ることが”成功”で、これにより人生が豊かになる」と勘違いしている2人の大学生と、
純粋にエンジニアリングが大好きで「人生の豊かさは自分が本当に大切だと思うことを、勇気を出して選択することによってもたらされる。成功はその後ついてくる」と信じる大学生の友情の物語でした。
つい最近までの僕は、まさに前者の”大学生”で、勉強し、良い企業で、”安定した”、”成功”を求めていました。
今となっては”安定”も”成功”も全く無価値のものだったと後悔しています。
大学で工学を専攻した理由も、勉強をしている中にいつしか、”小さい頃の夢”から”良い企業に入るため”に変わってしまい、
今となっては、
自分が本当は何がしたいのか、
心からやりたいことは何か、
人生で何を成し遂げたいのか分からなくなってしまいました。
きっとその時その時に勇気を出して一歩踏み出していたら、
何がしたいか信念を貫いていたら、今の自分はもっと”小さい頃見ていた理想の自分”に近かったのかなと思うことがあります。
みなさんもこんな風に人生を振り返った経験の一つや二つはお持ちかと思います。
そんな時、過去を悔いていても仕方がなくて、これからの残りの時間を変えていこうと思うことに大きな勇気をくれる作品でした。
僕はこの作品から「今の自分を見つめ直して、”人生”を生きる」勇気を貰いました。
主人公はいつも何かに挑戦する時、胸を撫でながら『All izz(is) well』と唱え、自分を鼓舞していました。
単純ですが、この映画を観てから、何か挑戦するときはこの言葉を呟こうと決めました。笑
みなさんの人生に大きな勇気を与えてくれると思います。
自粛中、お時間があるかと思います。
ぜひご覧になってください。☺️
「All is well」
しょうへい