人生とは「愛」「時間」そして「死」があるからこそ素晴らしい。
どうも。
クリスマスも終わり、本格的に年末気分のへーしょです。
クリスマスイブは友人とお酒を呑み、
クリスマスは研究室で同期と実験装置の点検をしていました。(笑)
今日、研究室に行ったら椅子の上に差出人不明のプレゼント?なのか、
ラッピングされたチョコ菓子が置いてありました。
差出人不明っていうのが一番困ります。
お礼も言えないし、ましてや自分へのものなのかもわからない。
哀れな大学院生に誰かがくれたのでしょうか。(笑)
まぁそんな事はさておき、
今回のお題は『2017年一番良かった映画』です。
今年はあまり映画を観る機会が無く、レンタルで借りて観た映画です。
題名は「素晴らしきかな、人生」。
ウィル・スミス演じる主人公が、幼い娘を病気で亡くし、
その現実が辛く、数年間心を閉ざしてしまう。
そのため、自身が経営するデザイン会社の重大な契約も打ち切りに。
経営は落ち込み、それを観かねた同僚でもあり友人でもある3人が、
どん底の主人公に、”ある手段”を使って「娘の死」と向き合わせる。
”ある手段”とは、
娘を亡くした主人公が自身から切り離そうと、無くそうとしている「愛」、
娘を亡くし、その現実と向き合えない主人公が過ごす「時間」
そして、娘の命を追いやった「死」。
この3つの”事”に対して、主人公はそれぞれ宛名のない手紙を出していた。
この「愛」「時間」「死」を、売れない劇団員に演じさせ、
主人公しか知らないはずの”3つの事”へ宛てた手紙の内容の返事を、
この”3つの事”が伝え、主人公がほんの少しずつ止まっていた時間を動かして行く、というストーリー。
ヒトは「愛」によって生まれ、「時間」によって育まれ、「死」によって”生”への価値を見出す。
「死」が言った、『死の先にある幸せの”おまけ”を見逃さないで』。
「死」とは生きて入れば誰もが経験する事。
家族の死、恋人の死、友人の死。
「死」は誰にでも起こり、誰にも止められない。
「死」はとても悲しいもので、乗り越えられないかもしれない。
しかし、死とは悲しいだけではない。
残された者に残されたのは悲しみだけではない。
そこにはきっと”幸せのおまけ”がある。と。
「死」は必ずしも悪者ではない。
「時間」は止める事も戻すこともできない。
「愛」は切り離す事はできない。
だから人生は素晴らしいのだと。
僕は映画を観て、このように感じました。
では今回はここまで。
へーしょ